銃と装弾を持って飛行機に乗る場合

これについても良くお客様より質問を受けます。

航空法に基づき規制されているのは装弾に付いてのみです。自分が乗る飛行機に載せたい場合は5kgまでOKです。5kgと言うと24gの散弾実包で約120〜125発です。

国内便の場合は航空会社(JAL、ANAの場合)で装弾ケースを用意していますので1人当たり約小箱5箱(125発)荷物として預けることが出来ます。

国際便も5kgの縛りは同じですが装弾ケースは個人で用意することになっていてケース込みで5kgまでとなっております。
しかも、当然ですが日本の輸出許可と到着国の輸入許可を事前に取り通関作業を行うことになります。
私の国際大会参加の時の例に取ると「持ち出すが持ち帰らない」という条件での持ち出しとなっております。

小包等で送る場合は25kgまで送ることが出来ますが基本的にヤマトや日通などでは火薬類は取り扱ってくれませんので航空便ではX線検査で通らず事実上送ることが出来ません。

銃の方はチェックインカウンターで散弾銃であることを告げて所持許可証を提示してX線検査をしてもらい荷物としてカウンターで預けます。受け取りは原則手渡しとなります。たまに、空港勤務の警察官が所持許可証確認に立ち会う場合があります。

注意点は銃のケースに装弾が一緒に入っている場合は違反となり検挙される可能性が非常に高いです。銃と装弾は別々に保管し運搬することが大事です。

よほどの事が無い限り銃のみ携帯し装弾は現地調達が望ましいですね。

当然、銃も装弾も機内には持ち込めませんよ。